教育関係者の方

梶 輝行教授が少子・人口減少が進む中での公立高校と教育行政を論及

2017-10-18

 梶 輝行教授(本学教職課程担当)の論考「少子・人口減少をめぐる教育行政の転換と公立高校の未来像」が『月刊高校教育』2017年11月号(学事出版)に掲載されました。
 梶教授は、全国的に少子・人口減少が進む中で、学校の統廃合が地方によっては急速に進み、特に高校の場合、地域になくなると、その地域の住民にとってもバス路線の運行縮減や廃止、さらには店舗の撤退などライフラインへの影響も現れだしている地域もあると指摘。
 そうした中で、これからの教育行政は何をなすべきか、そして公立高校は如何に地域との連携・協力を強化し、地域に根差した学校づくりを推進するかなど、課題提起とともに、公立高校の未来像と教育投資の必要性を論及。現在、国をあげて政策推進を図っている、地域との参画・協働による学校づくりを進める組織である学校運営協議会の設置を学校に広げていく取り組みに注目し、地域とともにある公立高校づくりの推進を教育行政がリードし、学校をサポートしていく必要性を説く。
 また、少子化が深まれば、これまで以上に人は宝であり「人財」として育成と確保は未来を拓く上で有用であると梶教授が日頃授業で指摘していることを踏まえ、教育行政機関が税の有効活用や教育公債等を検討し、先行的な教育投資の実現に向けて取り組むことへの期待を論及。梶教授は、本学の中学校・高等学校の理科教員免許取得をめざす教職課程と全学共通の必修科目「医学と哲学」を担当。とりわけ、教職課程では教育制度や教育課程論など「教職に関する科目」を専門的に指導。これからの学校教育を担う教職人材の養成にあたる中で、講義では「少子・人口減少における学校教育」など様々な教育課題を提起するとともに、学生自らにも課題を見出させ考察する授業を展開。教育の諸課題を多面的・多角的に考察することで、教師として求められる資質・能力の養成に尽力しています。本論考はそうした梶教授の授業の一コマを垣間見られる論及ともいえます。
 梶教授によれば、昨年度から、高校や教育委員会からの相談を受ける機会が急増しているとのこと。その内容も、校内研修・研究やコミュニティ・スクールの導入、教育行政施策の立案など多岐にわたっているとのことで、これからも学校や教育委員会からの相談にしっかり対応し、教育の専門領域をいかして適切にアドバイスできるよう努めていきたいとのこと。
 本誌には、梶教授の論考以外に少子・人口減少における今後の高校教育の方向性について示唆に富む論考が複数掲載されています
 本学においては、これからも引き続き、教職課程を通じて将来の理科教員の養成にあたるとともに、地域の学校・教職員への支援等にも積極的に対応してまいります。

 

   

 

報道・メディアの皆様へ

本学教員の講演やメディア出演、メディア掲載を紹介しております。
取材やコメントのご依頼については下記窓口までお問い合わせください。

 

TEL:045-859-1300 FAX:045-859-1301 担当/メディアセンター 小田島、渡利

INDEX

セミナー・講演・学会