受験生の方

留学生紹介

オボスコチョレエチェン漢方薬学科4年生
Q.薬学を選んだ理由は?

A.私は、ベナンで、病気に苦しむ人の心のケアをする病院付司祭として働いていたことがあります。そうしたある時、多くの人が腸チフスにかかり30人もの患者が亡くなりました。肉体的な苦しみを持つ人や死んでゆく人を目の前にしながら,何もできない自分に悩みました。教区司教の許可を得て、ベナンでなぜ死亡率が高いかその理由を調べたところ、問題は薬だと思いました。多くの病気が薬を飲めば治るのに、西洋薬は高くて普通の人は買うことができないのです。また、アフリカの気候に即した管理ができていないために薬が変質し易く、変質した薬を飲んだために体調を崩したり、薬剤師が西洋薬に対する知識が十分でないために与えた薬が患者の体質や病状に合わずに重篤な副作用を起こしたりします。また、薬はもっぱら都市部で消費され、地方にはなかなか回ってきません。そこで私は、西洋薬ではなく、現地ベナンの人の体質にあった伝統的な生薬で体によいものを探すために薬学(生薬)の知識を身につけようと思ったのです。

 

オボスコチョレエチェン漢方薬学科3年
Q.日本に薬学部を持つ大学が数多くある中で本学を選んだ理由は?

A.ベナンの都市部では西洋薬が主に用いられていますが、その値段はとても高いのです。地方で使われる薬は、日本の漢方薬と同じような生薬が中心です。それで私は、生薬の知識と調合技術をしっかりと学びたいと思ったのです。私が本学を選んだのは「漢方薬学科」があったからです。

 



Q.本学を卒業したら、将来、どうしたいですか?

A.薬学の研究者になりたいです。日本で生薬を研究して博士号を取得し、アフリカの研究所に入って、日本の生薬と同じような成分を持つアフリカの生薬を探し出し、アフリカの人の体に良く、値段の安い薬を開発したいと思っています。