学会長挨拶
2010年10月24~25日の2日間、川崎グランドホテルにおいて、横浜薬科大学薬物治療学教室・教授小野寺憲治が、第14回日本ヒスタミン学会を主催する運びとなりました。横浜薬科大学はもとより日本薬学会、日本薬理学会、神奈川県薬剤師会、神奈川県病院薬剤師会、川崎市薬剤師会の後援を受けております。
ヒスタミンは生理活性物質であり、その作用は、中枢神経系から免疫系にいたるまで多彩であることは御存知だと思います。ヒスタミンは、血圧降下、平滑筋収縮、血管拡張、胃酸分泌などの生理作用を示すほか、アレルギー反応や炎症の原因でもあり、これら機能に関する研究の歴史は長く、数々の医薬品も誕生しております。
ヒスタミンH1受容体遮断薬(抗ヒスタミン薬とも呼ばれる)は、おもに慢性アレルギー性鼻炎や花粉症の示す症状に有効であるということは御存知であると思います。最近は、眠気の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬の多くが上市されております。
今学会では、第2世代の抗ヒスタミン薬に関しては、オロパタジンの研究開発の経緯についてのランチョンセミナ―がございます。この薬の研究開発には、当大学で現在、薬理学の教授をされている大森健守博士が協和発酵株式会社に在籍中にグループで研究開発したものであります。また、イブニングセミナーでのセチリジンや現在上市されている抗ヒスタミン薬については、私も含めて、ヒスタミン研究会時代の多くのメンバーが研究開発に関与いたしております。
今回のテーマとして、理想の抗ヒスタミン薬を求めてということで、特別講演、ミニシンポジウムも企画しております。ヨーロッパヒスタミン研究会EHRSのように、泊まりがけで、研究者同士がとことん議論を尽くすというのが今回の趣旨でございます。
新しい抗ヒスタミン薬を求めて、研究者のみならず医師、看護師、薬剤師の皆さまのご参加、御討論を楽しみにしております。
平成22年6月吉日
第14回日本ヒスタミン学会会長
小野寺 憲治 (横浜薬科大学・薬物治療学研究室・教授)
↓詳細はこちらをクリックしてください
http://www.jhrs.umin.jp/14th-meeting/14th-meeting.html
↓案内チラシはこちらをクリックしてください
案内チラシ PDF